完ミであったらいいもの10選/粉ミルク50mlスプーンについてもあります
こんにちは完ミおばさんです。
一ヶ月検診でも完ミの人は居らず、頼れるものはインターネットしか無かったのですがいちいち検索して必要なものを探すのが大変でした。そんな迷える子羊が少しでも減れば良いなと思い、今回は私があって良かったものを中心に書いていこうと思います。
まず前提として必要なもの
・ミルク
・お湯を沸かすヤカンやケトル
・哺乳瓶
・冷やすための水
・哺乳瓶ブラシ
哺乳瓶消毒については色々意見があるのであえて記載しませんが私はまだしています。
あってよかったもの
①電気ケトル
ティファール 電気ケトル 1.5L パフォーマ ホワイト KO1541JP
- 出版社/メーカー: T-fal(ティファール)
- 発売日: 2018/09/01
- メディア: ホーム&キッチン
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大体ミルクを作る時は娘はギャン泣きしていて、何をしても泣き止まない時。そして我が家は賃貸マンション。早く泣き止ませないと隣から壁ドンが来るかもしれない…。そんな時にケトルは強い味方でした。
ミルク用のお湯を沸かす他に、湯冷ましを作る、うんこがついた服を熱湯消毒するなど時短のためフル活用。電気代は少し増えるだろうと思っていましたが、産前と特に変わらず5000円台です。
沸かした後はホームセンターで買った1000円くらいの無名ブランドのポットで3時間くらいは持ちます。多分サーモスならめっちゃ持つと思う。本当は都度都度沸かせばいいんだけどね…
ちなみに私は混合で育てられたのですが、電気ポットを検討していた際、母から事前に「保温機能があるポットで電気代が15000円になったからやめな」という話をされたので買いませんでした。
ティファール手に入れた後に知ったのですが、沸騰したお湯を入れたらずっと70度以上(細菌を殺菌するためミルクの調乳適温温度は70度以上)に保ってくれる便利な代物もあるみたい。電気代が気になるけど
②哺乳瓶置き
哺乳瓶の消毒が終わった後に哺乳瓶を置くのに便利。食器の水切りカゴに置いてもいいけれど一緒にして割ったりしたら嫌なので別にしています。私は両方から開けられるコレ(【SmartAngel】 哺乳瓶キャリー | 西松屋)を使っていますが、下に水がたまるのでキッチンペーパーを敷いて一日一回交換しています。ちょっとそれが面倒
終わったら七味とか入れる調味料入れになる予定。
③ボウル
調乳して熱かったら冷やすのに使ったり、冷たすぎたら湯せんに使える。最悪水道から水を流しっぱなしで冷やしてもいいけれど、水道代が気になるのでボウルを利用しています。ちなみになかったら深い鍋や炊飯器の釜でもいい。
熱すぎたら水を張ったボウルに哺乳瓶入れて、その間にオムツ替えるとちょうどいい温度になってる。でも実は湯せんするときはボウルよりマグカップにお湯入れて温めた方が早かったりする。
④ガラスの哺乳瓶
プラスチックの哺乳瓶は外と中で温度がかなり違うので温度の確認が面倒+冷えづらい。ガラスの哺乳瓶だとすぐに冷え、外側と内側の温度の差はさほど無いので確認が楽。
⑤プラスチックの哺乳瓶
外出用に使う。ただえさえ重い荷物、軽くしたいじゃん…?あと持ち出して割れるの怖い
哺乳瓶はいくついる?
結論から言うと哺乳瓶は150mlの哺乳瓶1本あればよく、他は240mlの哺乳瓶2本程度でいい。
240mlの哺乳瓶だと20ml以下は目盛がついていないことが多く、月齢が低く飲む量も少ない時期は150mlの哺乳瓶の方が作りやすい(飲み残しも計算しやすい)。けれど150ml以上飲むようになってくると2度調乳する事になり手間が増え、面倒。
ちなみに娘は生後15日で一回に170mlを要求する子だったので、150mlの哺乳瓶は1ヶ月くらいしか使わなかった。
240ml哺乳瓶が2本というのは単にこまめに洗うのが面倒になってきただけなので1本でもいいと思います…
⑥ミルカー
予め掬ったミルクを持ち歩ける。お菓子の携帯にも!と書いてあるものもあり、離乳食用にも使えそう。外出用じゃなくても夜中の授乳とか時間がない時用に用意しておくとサッと入れて調乳できるので便利。
外出用に今まではほほえみキューブ(【Amazon.co.jp 限定】明治ほほえみ らくらくキューブ 27g×48袋入り (景品付き))やスティックミルク(和光堂 レーベンスミルク はいはいスティックパック)を使っていたけれど割高だったし。
⑦外出用哺乳瓶洗い
帰省とかで長い時間外出していると同じ哺乳瓶を何回も使用することがあって、濯ぐだけじゃ不安だな…とずっと思っていたのですが、なんとすごいものがありました。
この前初めて知って買ったんだけど、水を入れて振るだけで底に溶け残ったミルクかすが取れる!最高!
⑧水筒
外出用に。授乳室を検索して見つけてもお湯のある授乳室はなかなかないし、コンビニのポットからお湯を拝借するのは勇気がいるので水筒を持ち歩いています。
1回の授乳にしか使えなかったら困るので量が多くて、温度が下がりづらいサーモスや象印の水筒がオススメ。ただパッキンや部品が少ないのがいいです。
象印 ( ZOJIRUSHI ) 水筒 直飲み ステンレスマグ 480ml ピンク SM-JD48-PA
- 出版社/メーカー: 象印マホービン(ZOJIRUSHI)
- 発売日: 2014/08/21
- メディア: ホーム&キッチン
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これ使ってるけれど洗うの大変。全部分解できるから衛生面はいいんだろうけれど…もっといいオススメのあったら教えてください…
ちなみに授乳室の検索はこちらが便利です。
「ママパパマップ-母乳・ミルク育児中の授乳室検索用アプリ」をApp Storeで
湯冷ましの水筒は必要?
私は調乳時、スムーズに作るため湯冷ましを準備しています。ただ外出となればお湯と湯冷まし用で2本水筒を用意しなければならないことになります。
最初はそうしていたけれど、ただコレすると鞄がめっちゃ重い。いい方法がないかと調べると、なんといい方法が。
市販のミネラルウォーター(軟水)でもいいし、赤ちゃん用の湯冷ましとして販売されているものもあるではないか!
この記事を見てからお湯は持っていき、水はコンビニや自動販売機で買ってます。ちょっとでも鞄軽くしたいもんね。
⑨50ml用(100ml用)スプーン
ミルク缶には最初から20ml用のスプーンがついているのですが、月齢が大きくなるにつれてミルクの量も増えますので何杯も入れることになります。急いでいる時は何杯入れたか分からなくなるので、大容量スプーンがあると便利です。
詳しくはこちらの記事に記載されていますが、少し情報が更新されているものがあるので併せて別の記事も掲載しておきます。
アイクレオ
上記の記事では配布終了とありますが今は応募シールで貰えるそうです。
アイクレオのバランスミルク専用「50ml用スプーン」お申込み|ICREO/アイクレオ
森永(E赤ちゃん、はぐくみ)
ミルクの100ml用スプーンを申し込んだ話。 - ちびろぐ。
申し込み時必要な切手が140円から220円切手になっているそうです。
ちなみにすこやか、ぴゅあ、はいはい、はぐくみは20mlスプーン1杯が約2.6gなのでひとつ入手したら回して利用できます。(私は無料で頂ける和光堂さんのを入手して回して使ってます)
⑩定位置
かさばるのでミルク缶、ミルトン、色々なものを置く机や定位置があると便利です。
・ミルク缶
・哺乳瓶消毒容器
・哺乳瓶消毒薬剤
・お風呂後の保湿剤
・ベビーパウダー
・夜中オムツ替える時のライト(同じのが無かったけれどこういうの)
・哺乳瓶置き(汚いので写真では省略)
本当はケトルとかポットとか置きたいんだけれど、コンセントが近くにないのでこの二つはキッチンにあります。湯冷ましが冷蔵庫にありどの道キッチンに行くからそこまで手間じゃない。
机の下はこんな感じで次のミルクが控えています。
完ミじゃなくても赤ちゃん用品を置いておく机はあった方が便利だと思います。お風呂の後とかに「保湿剤どこ!?」なんてバタバタしてその間に湯冷めさせちゃったら申し訳ないし。
ちなみに哺乳瓶ブラシはS字フックでキッチンの扉に掛けてます。
最後に
もっと荷物軽くする方法があったら教えてください。切実な問題。
母乳からミルクにするまで
生後三か月になった娘。完全ミルク育児(=完ミ)育ち。
成長曲線ど真ん中でぷくぷくと育っています。
今や母乳に対してもの未練は無いですが、最初は悩みました。
授乳との初戦
私がお世話になった産院は出産当日から母子同室、母乳育児推奨の産院。
母乳は産んだらすぐ出るものではなく赤ちゃんに吸わせることで次第に出てくるものなので、赤ちゃんが泣いたらとにかく吸わせる。睡眠不足の中、これでもか!というくらい乳を何度も含ませる。
大きい吸いやすいおっぱいなら、ゆったりソファーに座りフットボール抱き
などで授乳し一息つけるのだけれど、右乳首は短い+左乳首は陥没乳首の私は完敗。授乳室で鼻に玉汗つけて汗だくになってマッサージしても乳首は伸びない。悲しかった。
産院の授乳方法
ちなみに産院の授乳は
①スケール(赤ちゃんの体重計)で体重測る
②右10分・左10分ずつの授乳
③スケールで体重を測り①と比べる。(何cc母乳が出たのかわかる)
④日齢に沿って砂糖水かミルクを与える(生まれて0日目は5cc、1日目は10ccと)
でした。与える砂糖水かミルクは、母乳育児推奨のためミルクに慣れてしまうと困るということで低体重児以外ミルクは許可制。私は乳腺がそこまで開通していないせいで何度測っても2cc〜15ccしか母乳が出ず、砂糖水しか与えられない娘は生まれた時から産後4日目までで300g程度も減り痩せていきました。
母乳が出ない
先ほど書いた通り私は母乳が余り出ませんでした。けれども助産師さん曰く「母乳は大体最初の10分で出きってしまい、それ以上吸わすのは赤ちゃんを疲れさせるだけ」とのことだったので長く吸わせてみることも出来ない。(ちなみに授乳室には監視役?として必ず1人は助産師さんがいて常に授乳指導されます)
変えるとするならば授乳姿勢。そう思って色々調べたり
助産師さんにアドバイスを頂いたりしましたが、授乳姿勢に慣れないせいで準備して吸うまでに娘は疲れて寝てしまうし、助産師さんのアドバイスは一人一人違うのでAさんが言っていた通りにやってもBさんには「違う!何やってるの!」と言われる…。
一日中「もう無理…どうしたらいいの…授乳やめたい…」という気持ちと「赤ちゃんためには母乳!何がなんでも母乳で育ててやる!」という気持ちを抱き続けました。
しかし産後4日目あたりになると、マッサージのおかげで段々母乳が出るようになり、授乳の度に片側からも母乳が溢れるようになりました。しかし一向に娘の体重は増えません。完全に授乳姿勢のせいで吸えていませんでした。
助産師さんにマンツーマンで授乳姿勢を教わっても、吸えるのはその時だけで部屋で吸わせてみると全然吸えていない。切れて血が出る両乳首撫でながら私号泣。
母乳育児!諦める!
退院の日の深夜、格闘しながら授乳させているとふと助産師さんが「母乳育児に拘りはある?」と話しかけてきました。話の内容は、
・授乳時間が長いから赤ちゃんが疲れてしまう。(授乳姿勢に手こずって授乳室には毎回1時間半程度いた)
・毎日水を2Lは飲んでるし乳腺は開通してきたからこれから分泌増えるだろうけど、まだ一日に必要な量には到達していない
・続けると吸いにくい乳首はより吸いやすくなり、赤ちゃんも吸うのが上手くなるからもっと出るだろうけど、やっぱりまだ母乳は足りないので混合(母乳+ミルク)育児にしてはどうか
ということでした。(そもそも痩せてきたのでこの日から砂糖水からミルクにするよう指導があった)
ヤッター!!!!!!
そもそも泣いた日に既に完母(完全母乳)は諦めていたし、自分なりにそれぞれのメリット・デメリットを考えても母乳でなくてもいいやと思っていたので即答でした(笑)
まあ別に病院から許可を貰わなくても退院後は勝手に混合にすれば良いんだろうけれど、誰かから背中を押してもらいたかったんですよね。
ちなみに…私なりに考えたそれぞれのメリット・デメリット
母乳育児のメリット
・子宮の戻りがいい
・痩せる(助産師さん曰く80cc出たら80kcal消費だそうです)
・服を捲るだけであげられるので荷物が少ない
母乳育児のデメリット
・全く出費がないわけではなくそこそこ出費がある(母乳を出やすくするたんぽぽ茶、授乳服、授乳ケープ、母乳パッド、乳頭保護器、ランシノー等乳首を保護する薬)
・乳腺炎にかかったら1回に大体3000円×数回の突発的な出費がある
・カフェインに気をつけなければならない(カフェインを摂ると赤ちゃんが覚醒して寝なくなることがあるそう)
・食事に気をつけなればならない、食事が偏るならDHA等のサプリメントを飲む
ミルク育児のメリット
・かかる月の出費が大体固定なので分かりやすい(ミルク缶、哺乳瓶の乳首(目安一ヶ月に一回交換)、哺乳瓶消毒薬剤や哺乳瓶洗剤)
・朝服がびしょびしょじゃない
・布団が母乳で濡れない
・朝服が血生臭くない
・産後忙しい中きちんとした食事を用意しなくていい
ミルク育児のデメリット
・母乳育児に比べると子宮の戻りは悪い
・痩せない
・母乳よりはSIDSの発症率が高くなる
・荷物が多い(お湯の水筒、湯冷ましの水筒、哺乳瓶、ミルカー、哺乳瓶洗いなど)
・お湯を沸かすのが面倒
・哺乳瓶消毒が面倒
こうしてみるとどちらも変わらないなと思って完ミにしたのですが、移行したはじめはSIDSが一番怖かったです。けれどミルクでも発症率が低いだけであってなる時はなるんだと思って母乳への未練を振り切りました。今は荷物が多い点が悩みです。腰が死ぬ。
完ミへ、そして卒乳
退院後は里帰りしたのに逆にストレスで母乳がそこまで(〜搾乳して最高70cc)出なくなり、ガタガタになった自律神経を整える漢方(酸棗仁湯)を飲むためにあっさり完ミになりました(笑)
退院して1週間は、母乳パッドが1日で2セットびしょびしょになり変える程度出ましたが、三角絞り(おにぎり絞り)で母乳を絞り、葛根湯を飲んで3週間後には完全に出なくなりました。
諦めず母乳で育ててもよかったかもしれない、という気持ちがむくむくと湧き上がる時もありますが、ミルクも栄養を考えて作られているものだし、SIDSは母乳で育てても必ずならないという訳でもないし、早く痩せなくてもいいし(笑)、完ミにしてさっさと産後のメンタルを整えて良かったと思っています。
おっぱいの遊び飲みは絶対可愛いから見たかったけどね…
はじめに
2年前に作成したブログを、このような形で使うことになるとは思っていなかった。
私はつい先日娘を出産した。日々すこやかに成長し、母もまた成長している。しかしそれはインターネットのおかげである。インターネット万歳。
私の周りは早すぎる出産故に両親が育児をしていた知人が多く、育児について聞くことが出来ない。また近い年齢の子供を育てている知人は遠方におり、育児に忙しいことを知っているのでむやみやたらに聞くことが出来なかった。そんな時インターネットは検索をすればすぐにでも情報をくれ解決に導いたり、安心を与えてくれた。(それが誤っている情報かはさておき)
そこで私も同じく迷っている人の助けになればと思い、筆を執った次第である。
予定としては
・出産記録
・妊娠糖尿病について(食事やしていたこと)
・つわりについて
・買ってよかったもの
等を書いていく…たぶん…